朝目が覚めたら首が痛くなっていた、更には痛みで首が動かせない、という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
いわゆる「寝違え」です。様々な説がありますが検査や画像診断で見つかるような変化がないのが一般的ではっきりとした原因はわかっていません。

ソファや椅子又は飲酒後など不自然な姿勢で寝てしまい筋肉への血液が不足することや、無理な負担がかかり筋肉や靭帯・関節周囲に炎症が起きてしまうことが原因の一つとされています。

ただ、実際に来院された患者様はいつもと同じように過ごし、寝ていたとおっしゃる方が多いです。
また、首の筋肉が硬くなってしまうだけではなく、肩甲骨周囲や腕の筋肉が硬くなっている場合が多くあります。
首だけではなく腕や肩、背中の負担を溜め込んでしまった結果「寝違え」として症状が出てしまったものと思われます。

筋肉の血行不足、疲労、関節周囲の炎症を引き起こす原因は
●上肢の使い過ぎ（手で重いものを持つ動作は頸の後ろの筋肉に負担がでます）
●同じ姿勢の持続（飲酒後の睡眠や疲れ果てての睡眠などでは寝返りが少なくなる）
（パソコンや事務作業が長時間に及ぶと頭を一定位置に保持するために頸部の筋肉に負担が生じる）
などがあげられます。

寝違えてしまった場合は無理に動かさずに患部は安静にして湿布を張るなどするとよいでしょう。
その代わり患部に負荷がかからない程度に腕や肩甲骨周囲を動かしたりストレッチをしていきましょう。
痛みの強い場合や痛みが軽減してこないときには早めの来院をおすすめいたします。

 
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〇マスクの着用
〇手指・ベット・備品等の消毒
〇常時換気
〇患者様による手指消毒
安心して通院していただけるよう徹底して実施しています。

 
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